やどかりんの気ままにぶろぐ

~インドネシア人🇮🇩旦那とやんちゃ息子🇮🇩🇯🇵とのインドネシア生活~

※記事内にアフィリエイト広告を含む場合があります。

祖父 火傷から腎不全 そして 認知症

皆さん、こんにちは(・ω・)ノ

実は、母の乳がん検査の結果待ちの期間に、祖父はお風呂で大きな火傷をして入院していました。そして火傷によるショックからか腎不全を起こし、先日皮膚移植と腎不全で溜まった水を抜くという手術をしたところです。手術後は集中治療室で人工呼吸器をつけて4日間を過ごしました。

nalum1blog.com



そして昨日、母がお見舞いに行くと、祖父の人工呼吸器は外れて話せるようになったと教えてくれました。ホッとしたのも束の間
「でもね、私のことが誰だか分からなくなってた。何を話しても、はい。はい。ってしか返事しなくてね」

と。

あのヤンチャ頑固な祖父が、「はい。」なんて丁寧な返事するわけがない。
人ってこんなに一瞬で変わってしまうんですかね。
悔しいとしか言えない。

ネットで色々検索して、
・せん妄(ICUに長く滞在した後や、よく高齢患者に見られる)
全身麻酔や鎮静剤の影響
・低酸素や腎不全による影響
・脳へのダメージ(高齢の場合、手術や全身状態の悪化で認知症が進行)
などが考えられ、一時的なものであれば時間とともに回復する可能性もあると書いてあって、どうしても回復を信じたい私。

母は、祖母が認知症だったこともあり、ほぼ諦めているかのように「入院が長くなれば少しずつ認知症になってしまうって思ってたけど、手術後すぐにこうなるとは思わなかった」と言っていました。

私は、祖父の様子をこの目で見たわけじゃないから、きっと一時的なものだよなんて適当なことは言えないし、本当に信じられないし。

だって、母も叔母も周りの親戚も、祖父のことを「あの人は神経図太いし、頑固だから絶対病気もしない、長生きタイプだよ。笑」と言っていつも笑っていたんです。

だから信じられないんです。
なんだか、心が苦しいです。
ラマダンで栄養足りてないのか、ぐぅーっと気持ちが沈んでいってしまいます。

私がまだ高校生だった頃、認知症と癌を患っていた祖母が入っていた施設に、初めて母と一緒に会いに行った時のことを思い出します。
ガリガリに痩せた祖母が笑顔で「どこの娘さん?」って私に聞いてきたんです。
その時の衝撃はいつまでも忘れられないです。
祖母は、母のことも全く分かっていなかったけど、母が一生懸命に"祖母と子供の頃に唄ったという童謡”を、夕日が差し込む部屋の窓辺で歌って笑い合ってた姿は、写真の様に鮮明に私の中に残っています。
私に絵を描く才能があったらこの記憶をそのまま綺麗に描いて母にプレゼントしたいくらいに鮮明な記憶です。
映画のようでした。

苦しかったなぁ。

自分の母や父に忘れられてしまうってこわいです。
きっと私に訪れたら、耐えられそうにもないです。

でもそんな苦しい時に、自分も癌で苦しいっていう時に、傍にいてあげられない自分が腹立たしいし、悔しいです。

そんな今朝も義姉からの鬼電。

nalum1blog.com


嫌だなぁ。

苦しいなぁ。

悔しいなぁ。
なんだか、最近本当に色んな事が一気に起きて
気持ちをどこに落ち着かせたらいいのか分かりません。

ふぅー。